2007年11月16日
バックハンドと大砲ラーメン
テニスをよく知らない人はフォアハンドとバックハンドの区別はできても、フェデラーとヘンマンのバックハンドの違いは理解できないと思う。。
本州の方の中には修行僧たちが食べるラーメンを「九州ラーメン」とか「豚骨ラーメン」とか「博多ラーメン」という一つのくくりをされている方もいらっしゃるようが、それはフェデラーとヘンマンのバックハンドが同じものだと言うくらい乱暴な認識であると言わざるを得ない。
「豚骨ラーメン」にも地区によって異なる味と歴史を持つ別のラーメンがあることを是非知っていて欲しい。
①久留米ラーメン
②熊本ラーメン
③筑豊ラーメン
④長浜ラーメン
これが修行僧が好きな地区別の豚骨ラーメンの順番である。
修行僧が一番好きな久留米ラーメンはこってり濃厚系豚骨だが、一般に有名な長浜ラーメン(博多ラーメンは普通はこれを指す、屋台に多い)は実はあっさり系豚骨ラーメンである(だから飲みの締めにはいい)。
熊本ラーメン(チェーン店で言えば味千ラーメン)も濃厚系だが焦がしにんにくが入るのが特徴であり、筑豊ラーメン(チェーン店で言えば山小屋ラーメン)は甘みのある豚骨スープが特徴となる。
ご当地久留米にある「沖食堂」「ひろせ食堂」「大砲ラーメン」は久留米ラーメンの名店である。これらの店は文句なくうまい。
大砲ラーメンは博多中州の春吉橋たもと付近にある同名の店とよく混同されるが全く別物であり、当然久留米まで行かないと食べられないし、昼時はまず並ばないと入れない。
先月、本社に出張時に福岡天神で所用を済ませて西鉄に乗ろうとした修行僧の目に飛び込んだのが「大砲ラーメン」の看板。
ありゃ!こんなところに店を出している。9月オープンとのこと。ラッキィ!
(以前キャナルシティのラーメンスタジアム→イムズに出店していたが退店していた。余談だが今キャナルに福岡代表として出店している「一幸舎」は最近飛ぶ鳥を落とす勢いでうまいよ)
さっそく中にはいって並ラーメンをオーダーする。
修行僧はスープの味が変るので基本的に大盛りは注文しない、お腹が空いているときは替え玉で。
夜の11時を過ぎているが店内は客で一杯だ。
来た!来た!
泡だった濃厚なスープの香りが漂う。これが久留米ラーメンだ!
まず、スープをいただく。豚骨特有の獣臭は全く気にならず濃厚なうまみが口の中に広がるが、脂分のべっとり感は全くなく後味はさっぱりしている。
麺は当然「かた」をオーダーしているが、歯ごたえやスープとの相性が抜群である。
標準のトッピングは煮卵1/2、チャーシュー2切れ、大きなキクラゲ2枚、そしてきざみ万能ネギだ。(それに別容器に入っている紅しょうがを入れて食べるのが流儀だ)
やっぱ絶品だ。
本場の久留米ラーメンをこんなところで食えるなんて、ラーメンの神様(そんなんいるん?)に感謝だ!
久留米ラーメンはバックハンドに例えると、フェデラーでもなくヘンマンでもなく、ブレークのバックハンドに近いかも知れない。
暑苦しそうに見えて実はクールだ。
皆さんも久留米までは足を伸ばせないかもしれないけど、福岡天神だったら機会はあるはず。
是非本場久留米ラーメンを堪能あれ。
「大砲ラーメン天神今泉店」
住所 福岡市中央区今泉1丁目23-8 地図
営業時間 11:00~23:00
店休日 なし
主なメニュー ラーメン 580円 替え玉 120円
(久留米の本店は500円以下だった記憶があるがやっぱ場所代が高いのかなあ)
ちなみに替え玉制度が豚骨ラーメン系に多いのは何故だか知っていますか?
答えは次にラーメンを取り上げた時に。
本州の方の中には修行僧たちが食べるラーメンを「九州ラーメン」とか「豚骨ラーメン」とか「博多ラーメン」という一つのくくりをされている方もいらっしゃるようが、それはフェデラーとヘンマンのバックハンドが同じものだと言うくらい乱暴な認識であると言わざるを得ない。
「豚骨ラーメン」にも地区によって異なる味と歴史を持つ別のラーメンがあることを是非知っていて欲しい。
①久留米ラーメン
②熊本ラーメン
③筑豊ラーメン
④長浜ラーメン
これが修行僧が好きな地区別の豚骨ラーメンの順番である。
修行僧が一番好きな久留米ラーメンはこってり濃厚系豚骨だが、一般に有名な長浜ラーメン(博多ラーメンは普通はこれを指す、屋台に多い)は実はあっさり系豚骨ラーメンである(だから飲みの締めにはいい)。
熊本ラーメン(チェーン店で言えば味千ラーメン)も濃厚系だが焦がしにんにくが入るのが特徴であり、筑豊ラーメン(チェーン店で言えば山小屋ラーメン)は甘みのある豚骨スープが特徴となる。
ご当地久留米にある「沖食堂」「ひろせ食堂」「大砲ラーメン」は久留米ラーメンの名店である。これらの店は文句なくうまい。
大砲ラーメンは博多中州の春吉橋たもと付近にある同名の店とよく混同されるが全く別物であり、当然久留米まで行かないと食べられないし、昼時はまず並ばないと入れない。
先月、本社に出張時に福岡天神で所用を済ませて西鉄に乗ろうとした修行僧の目に飛び込んだのが「大砲ラーメン」の看板。
ありゃ!こんなところに店を出している。9月オープンとのこと。ラッキィ!
(以前キャナルシティのラーメンスタジアム→イムズに出店していたが退店していた。余談だが今キャナルに福岡代表として出店している「一幸舎」は最近飛ぶ鳥を落とす勢いでうまいよ)
さっそく中にはいって並ラーメンをオーダーする。
修行僧はスープの味が変るので基本的に大盛りは注文しない、お腹が空いているときは替え玉で。
夜の11時を過ぎているが店内は客で一杯だ。
来た!来た!
泡だった濃厚なスープの香りが漂う。これが久留米ラーメンだ!
まず、スープをいただく。豚骨特有の獣臭は全く気にならず濃厚なうまみが口の中に広がるが、脂分のべっとり感は全くなく後味はさっぱりしている。
麺は当然「かた」をオーダーしているが、歯ごたえやスープとの相性が抜群である。
標準のトッピングは煮卵1/2、チャーシュー2切れ、大きなキクラゲ2枚、そしてきざみ万能ネギだ。(それに別容器に入っている紅しょうがを入れて食べるのが流儀だ)
やっぱ絶品だ。
本場の久留米ラーメンをこんなところで食えるなんて、ラーメンの神様(そんなんいるん?)に感謝だ!
久留米ラーメンはバックハンドに例えると、フェデラーでもなくヘンマンでもなく、ブレークのバックハンドに近いかも知れない。
暑苦しそうに見えて実はクールだ。
皆さんも久留米までは足を伸ばせないかもしれないけど、福岡天神だったら機会はあるはず。
是非本場久留米ラーメンを堪能あれ。
「大砲ラーメン天神今泉店」
住所 福岡市中央区今泉1丁目23-8 地図
営業時間 11:00~23:00
店休日 なし
主なメニュー ラーメン 580円 替え玉 120円
(久留米の本店は500円以下だった記憶があるがやっぱ場所代が高いのかなあ)
ちなみに替え玉制度が豚骨ラーメン系に多いのは何故だか知っていますか?
答えは次にラーメンを取り上げた時に。