2008年05月07日
反体制のヒロイン
実は修行僧は伊達選手の著書はほとんど持ってます(笑)
(残念ながら「酢てきなごちそう」だけは持ってませんが)
普通以上のコアなファンのつもりです。
なのに伊達選手が何を考えているか理解できない部分も多いです。
実はそれが彼女の最大の魅力でもあるのです。
そもそも彼女が現役を引退した理由の一つが「海外ツアーになじまないから」
(WTAのランキングポイント制の変更が直接の原因とされていますが)
彼女がラケバの中に海外対応の炊飯器とお米を入れていたことは有名な話です。
日本食以外は全く口に合わなかったようです。
またWTAが義務付ける試合後の通訳なしのインタビューも彼女にとっては苦痛だったようです。
もう一つの引退の理由は「普通の女の子に戻って普通の恋愛や結婚がしたい」
なのに。
なのに。
結婚した相手はモータースポーツのドライバーという世界を股に掛けなければならない特殊な職業の男性。
しかもドイツ人。
(その前の彼氏もブラジル人Jリーガー)
しかも新居はモナコ。
本当に訳分かりません(笑)
修行僧みたいな普通の日本人の旦那と結婚すれば、3LDK位の地元京都の新居で
「公子、お帰り。キッズテニスで遅くまで大変だね。京茶漬け食べる」
って彼女の理想の生活が送れたはずなのに。
現役当時から囁かれていたのが伊達選手と日本テニス協会との確執。
スポーツ界で第一人者がこれだけ反体制っていうのは本当に珍しい例です。
世界を相手に過酷なツアーをこなしていた伊達選手に日本で開催される広島アジア大会の出場を強要する日本テニス協会。
そもそも出場するつもりはなかったのに専属コーチの条件付でいやいや同意した伊達選手の要望は反故にされます。
(日本テニス協会側の言い分もあるとは思いますが)
そして決勝戦で日本テニス協会子飼いの沢松に屈辱の敗戦。
このような経緯があり、日本が世界に誇った伊達選手の名前は今も日本テニス協会の組織の中にはありません(松岡修造氏は役員待遇ですが)
伊達選手がスポンサーとともに開催を続けている有名な「カモン!キッズテニス」も日本テニス協会との「共催」です。
「共催」ということは日本テニス協会のイベントに伊達選手が参加しているのではなくて、あくまでも伊達選手と日本テニス協会が対等な立場であることを示しています。
最近の伊達選手の言動を分析すると、自分のキッズテニスからテニスを始めて世界に羽ばたく若い人材の受け入れ先である日本テニス協会を含めた日本女子テニス界に大いに不満を持っているとしか思えない部分を感じます。
「あんたら自分の時と何も変わってないじゃないか」と。
今回の現役復帰にあたって伊達選手の体制への反骨精神が一因なら、修行僧の大好きだった伊達公子選手の本当の復活です。
反体制のヒロインです。
修行僧は山口市テニス協会と仲いいですけど(笑)
でもケガだけは気をつけて下さいね。
本当は2度目の現役復帰なのですから。
(残念ながら「酢てきなごちそう」だけは持ってませんが)
普通以上のコアなファンのつもりです。
なのに伊達選手が何を考えているか理解できない部分も多いです。
実はそれが彼女の最大の魅力でもあるのです。
そもそも彼女が現役を引退した理由の一つが「海外ツアーになじまないから」
(WTAのランキングポイント制の変更が直接の原因とされていますが)
彼女がラケバの中に海外対応の炊飯器とお米を入れていたことは有名な話です。
日本食以外は全く口に合わなかったようです。
またWTAが義務付ける試合後の通訳なしのインタビューも彼女にとっては苦痛だったようです。
もう一つの引退の理由は「普通の女の子に戻って普通の恋愛や結婚がしたい」
なのに。
なのに。
結婚した相手はモータースポーツのドライバーという世界を股に掛けなければならない特殊な職業の男性。
しかもドイツ人。
(その前の彼氏もブラジル人Jリーガー)
しかも新居はモナコ。
本当に訳分かりません(笑)
修行僧みたいな普通の日本人の旦那と結婚すれば、3LDK位の地元京都の新居で
「公子、お帰り。キッズテニスで遅くまで大変だね。京茶漬け食べる」
って彼女の理想の生活が送れたはずなのに。
現役当時から囁かれていたのが伊達選手と日本テニス協会との確執。
スポーツ界で第一人者がこれだけ反体制っていうのは本当に珍しい例です。
世界を相手に過酷なツアーをこなしていた伊達選手に日本で開催される広島アジア大会の出場を強要する日本テニス協会。
そもそも出場するつもりはなかったのに専属コーチの条件付でいやいや同意した伊達選手の要望は反故にされます。
(日本テニス協会側の言い分もあるとは思いますが)
そして決勝戦で日本テニス協会子飼いの沢松に屈辱の敗戦。
このような経緯があり、日本が世界に誇った伊達選手の名前は今も日本テニス協会の組織の中にはありません(松岡修造氏は役員待遇ですが)
伊達選手がスポンサーとともに開催を続けている有名な「カモン!キッズテニス」も日本テニス協会との「共催」です。
「共催」ということは日本テニス協会のイベントに伊達選手が参加しているのではなくて、あくまでも伊達選手と日本テニス協会が対等な立場であることを示しています。
最近の伊達選手の言動を分析すると、自分のキッズテニスからテニスを始めて世界に羽ばたく若い人材の受け入れ先である日本テニス協会を含めた日本女子テニス界に大いに不満を持っているとしか思えない部分を感じます。
「あんたら自分の時と何も変わってないじゃないか」と。
今回の現役復帰にあたって伊達選手の体制への反骨精神が一因なら、修行僧の大好きだった伊達公子選手の本当の復活です。
反体制のヒロインです。
修行僧は山口市テニス協会と仲いいですけど(笑)
でもケガだけは気をつけて下さいね。
本当は2度目の現役復帰なのですから。
私もまったく同じ事を考えてました。
杉山選手、浅越選手、森上選手ら頑張ってきた選手も沢山います。
しかし、その後の選手の活躍はぱっとしません。
今回の伊達選手の挑戦は色々な意味があっての事だと思います。
しかし根本的なところにあるのは
「テニス協会はなにやってるんだ」という一点にあると思います。
なぜなら、彼女の今回の復帰の最大の目標は
「全日本」出場です。
テニス協会の最大の牙城は未だに「全日本」です(笑)。
そこで伊達さんが活躍すれば
「あんたたちは十何年なにやってきたんだ?」って話ですね。
まあ何はともあれ、今後が楽しみです。
伊達選手、福岡国際単1回戦快勝のようです。
ダブルスとシングルスで伊達選手の目論見も違うようです。
さすがですね。