2007年10月16日
手首使いすぎですよ!N村さん
修行僧は過去転勤の度に様々なテニスクラブやテニスサークルを渡り歩いた。
どのクラブ・サークルも楽しかったが、できたばかりのサークルもあったし、初心者の方が多いようなサークルもあった。
今所属している山口オレンジテニスクラブは歴史の古いクラブである。
1985年10月10日創立だと会長に教わった。ちょうど22年になる。現在顧問であられる創始者のT田前会長に感謝するばかりである。
歴史の浅いサークルではテニスが会話の中心になる。
「スピンサーブってどうやって打つん?」「トスを後ろぎみにしたらスピンがよくかかるよ」「いやいや、膝の屈伸が基本だよ」「グリップ厚すぎじゃないかな、こうやって面を薄くして」「あれっ、ラケットおニュー?」「残念、試打ラケ」「それウィルソンの新型?」「フェデラーが使ってる奴?」「そういえば全米はやっぱフェデラー?」「ロディックに勝って欲しいわ」「そういえばその服ロディックモデル?」「えへっ、バレたぁ?」みたいに会話が全てテニスのことで成立する。
逆に当クラブのように成熟したクラブになるとフォームのことなど聞かれない限り会話にあがることはまずないし、誰がどんな新型ラケットを持ってきてもどんなウェアを着てきても無関心(を装う)である(笑)。
だってN村さんに「もっと腰の回転で打った方がよくないですか」とか「手首使いすぎじゃないですか」とかアドバイスすることに何の意味があると思いますぅ?
強靭な手首で打ち込まれてくる凄まじい強打!すごい曲がりの(ゴルフ用語の)スライスサーブ!打たれたらよけるしかないドライブボレー!
手首だけであんだけ打てれば逆にみんなマネしたいくらいだ。
話は変わるが、N村さんがF津さんと組んだ市のB級ダブルスで準優勝してA級に昇格した時に「A級入りしちゃっていいんですか?もうちょっとB級で遊んでいてもよかったんじゃないですか?」との修行僧のケチな問いに対するN村さんの「しょうがないじゃん、(回戦を重ねるごとに)相手がだんだん弱くなってきたんだもん」のセリフは私の頭の中の「かっこいいテニスのセリフ」の引き出しに収納させてもらった。
楽勝で優勝した時に修行僧も使わせてもらおうと思って機会を待っている。
得意なショット:打つ前に相手と目が合い最近読まれることが多い前衛攻撃ショット(でも返されることはない)
使用ラケ:HEADのどれか
(画像と本人はあまり関係ありません)
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