2010年12月12日
ソフトエネルギーパス
修行僧が学生の時に読んで感銘を受けた本に「ソフトエネルギー・パス」(1979年エイモリー・ロビンズ著)というのがあります。
火力や原子力などの発電(ハードエネルギー)に頼らず風力発電などの環境を重視した自然エネルギー(ソフトエネルギー)の活用を説いた当時としては画期的な内容でした。
理想論に走りすぎて必ずしも現実に即したものとは言えない部分もありましたが、修行僧はエネルギーに対する正しい考え方を学ぶことができたと思っています。
すなわち
「エネルギー効率の計算にはエネルギーを生み出す全ての施設の建設費用、維持費用、後処理費用を含まなければならない」
「原子力発電は抜群のエネルギー効率があると言われているが施設の建設費用、維持費用、そして特に使用済燃料の安全な後処理費用を含めて検証すると必ずしも効率が高いとは言えない」
ということ。
今流行りのソフトエネルギーに対しも疑問を抱きます。
「現在の技術では10年持たないバッテリーが使用されているハイブリット車や電気自動車はそのバッテリーの更新費用と使用済みバッテリーの(環境に安全な)処理費用を含めて計算して果たして本当にエコなのか。」
「風力発電もプロペラの維持費や更新時期が思ったより早かったりして発電量と比較して本当にエコなのか」
なんて。
さて、そんな修行僧は腕時計にGショックのソーラー電波時計をはめてました。
電池交換もなくて永劫に正確に時を刻んでくれるはずと。
これぞ究極のエコ時計だと。
ところが、5年も経たないのに先月から動かなくなってしまいました(涙)
調べてみるとその原因が分りました。
ソーラー発電の時計にはバッテリー的に二次電池が使用されていてその寿命があるということが。
なんじゃそりゃ(汗)
で、S子さんにクリスマスのプレゼントに新しい腕時計を買ってもらうことに。
それが「オレンジモンスター」
この「オレンジモンスター」は自動巻きです。
電波時計は誤差は0。
電池式の時計はクォーツで月差±10前後。
修行僧の自動巻き「オレンジモンスター」は日差±10前後(汗)
月に1分以上狂います(笑)
でも、オーバーホールすれば一生使えそうだし。
これが本当のエコってもんです。
って、購入した「オレンジモンスター」、オーバーホール費用を調べて見ると時計の購入価格に近いじゃん(汗)
果たして本当のエコってどこにあるんだろう?
最近までエコカー補助金ありましたよね。
そこで、マイ社用車マークⅡのバン18年物35万kを買い替えるべく年間の保険料、税金、燃料代、修理代込みで維持費5年分をディーラーに新車で比べさせました。
結果、補助金20万円を組み込んで結果ほんの何万円だけしか効果なし。
7年で計算すると、圧倒的に旧車でした。
ディーゼルは良いですよ。ちゃんとオイル交換マメにすると、排ガスも綺麗です。実際、抜き打ちで排ガス検査されたときに、『この車は本当にディーゼル?』って聞かれたし。
まあ、CO2はハイブリットよりは出るでしょうが。
まだ、車2台分の修理費掛かってませんし(笑)
このまま、行きますよ。
僕が免許戻すまで、乗り続けて。
最後は葬式の霊柩車代わりに僕を運んでもらいます(笑)
もちろん、南部の上まで。
会長の仕事車のマークⅡワゴン、マジかっこいいですよ。
しかも欧州では日本と違ってディーゼル車は燃費もCO2削減するエコ車として推奨されているようです。
この辺、日本の政財界の利権の臭いがクンクンしますね(汗)
電気とかリサイクルとかじゃなくて、会長のようにとにかく物を大切にすることがエコの最大の本質だと思います。
さらに言えば南部コートでプレー中に死ねば、霊柩車もいらずにもっとエコですよ(笑)