2011年03月30日
日常と非日常の風景が
相変わらず仕事忙しいっす(涙)
今日は岡山県に高速道路を使って車で出張でした。
片道4時間、朝6時に出発してさっき戻って来ました(汗)
帰路、福山付近のサービスエリアに寄った時に
対照的な二つの団体に出会いました。
一つの団体は6台近い貸切バスから降りて来た高校生の大集団。
春休みで修学旅行の季節でもないのに、なんなんだろう、この高校生の集団は、
と思って貸切バスのフロントガラスを見てみると熊本の高校名が。
あっ、この高校って今日の甲子園の第一試合に出場してた高校じゃん。
なるほど、この高校生達は甲子園での応援の帰りなんだ。
もう一つの団体はモスグリーンの車体に「災害派遣」の垂れ幕を付けた30台以上のジープ・トラックから降りて来た自衛隊員達。
車両が泥だらけで、下りの高速道路ということは震災の災害支援を終えた帰路なんだ。
(車両に「40」と書かれていたので後で調べたら北九州市小倉駐屯地の部隊のようですね)
すれ違った隊員さんに「お疲れ様でした」とねぎらいの声を掛けようとしましたが
隊員さんの疲れきってこわばった表情に言葉を失ってしまいました。
彼らが目にした被災地のすさまじい惨状が想像されて。
・・・
甲子園での応援の興奮冷めやらず浮き立った高校生達と、疲れきってこわばった表情の自衛隊達とがサービスエリアで交じり合う風景。
まるで今の日本を象徴するような風景。
日常と非日常とが交じり合って。