2011年03月18日
被災後やっと植樹が
忘れられた方も多いかもしれませんが、平成21年7月に中国・九州北部に集中豪雨の水害があり、修行僧の会社数キロ先の国道262号線に土石流が発生して国道を走行中の車両の3名、また付近の老人ホームの入居者7名が生き埋めになるという悲惨な災害が発生しました。
その国道の被災箇所は3ヶ月間の通行止めを経てとりあえず通行できるようになりましたが、今年7月に2年目を迎えるにもかかわらず、まだ近辺の砂防工事や河川工事が完了してなくて、完全な復旧には至っていません(汗)
この通りはプラタナスの大樹が道路の両脇に植えられ夏は青々とした緑、秋になると鮮やかな紅葉で目を楽しませてくれる街道だったのですが、土石流の被害があった箇所を示すようにその街路樹が欠けていました。
今日、通行したら街路樹の植樹をしてました。
ああ
この風景を見て2年近く経ってやっとあの悪夢のような水害からやっと開放されたような思いがしました。
東北地方の被災地の復旧にはもっと時間がかかるかも知れませんが、いつかきっと津波で瓦礫になった地区の道路にも街路樹が植樹される時が来ると信じて。