2007年12月10日
勇者になれたか?
昨日は山口市のミックスダブルス大会でした。
山口オレンジテニスクラブから修行僧・S子夫婦が出場しましたので、その結果について報告しときます。
この大会は不思議なリドローにより山口市の精鋭40ペアが勢揃いした盛大な大会となりました。
最初は4ペアによる総当りリーグ戦で、その結果により1位・2位・3位・4位トーナメントで競い、各優勝・準優勝が表彰されます。
したがって、最低4試合、優勝するためには7試合を戦わなければなりません。
しかも、最近山口市の大会はセミアドの試合が多いのですが、このミックスに限って普通のジュースの試合です。
ミックスでの7試合はありえません!
男子にとってはまさに真の勇者を決める大会と言えるでしょう(笑)。
最近3試合で足がつってしまう修行僧にはチョモランマ登山に近いものがあります(笑)。
大会要項によると最初は1と4の対戦となっています(修行僧ペアは2)。
最初は待機と思ってS子さんはピクニックチェアに座って家から持ってきたチーズ乗せトーストで優雅な朝の朝食を取ろうと思っていたようですが、1ブロック2面使用のため9時30分からすぐに第1試合が入ります。
相手はY口K立大学の学生ペア。
男子は今年の山口市シングルスB級の覇者と事前の調査で分かっている強豪ペアです。
女子も高校でバリバリしていた感じ。
試合の前にS子さんがちょっと不安そうです。
「ヘタこいた!昨日ワインを全部飲んじゃって、今日の分があらへん」
しかし、昨日しゃぶしゃぶ食べ放題でパワー全快の修行僧の活躍もあり、6-4でなんとか競り勝ち。
(彼らは4位グループでの優勝となりました)
「いきなり試合が入るとは思ってなかったけど、とりあえず1勝。休憩しとこ。」
甘かったです。
大会本部に試合結果を報告に行くと「同じコートで続けてお願いします」。
「え~、続けてかよ!」
休憩時間0で次のY大の同好会ペアと対戦。
男子は身長190cm位ありそうなダルビッシュ君です。
これは強敵だなと思って対戦してたら、女子の方がもっとうまいペアでした。
1-0,2-0,2-1,3-1,3-2,3-3,3-4,4-4と一進一退でしたが、結局4-6で競り負け。
4-4でトリプルのゲームポイントを落としたのが痛かったです。
内容的には負けちゃいけない試合でしたが、勝った方が強いんです。負けた方が弱いんです。
「負けちゃったけど、とりあえず2試合。やっと休める」
会場に着いて一度も座っていません。
山口市の大会でこの進行の早さはちょっとあり得ません。
本部「修行僧さん、次も続けてお願いしま~す」
だぁからぁ!、会場に着いて一度も座っていないですけど(涙)。
リーグ戦最後は第1シードのY山双子兄弟のどっちかペア(本当に区別がつかない)です。
一昨年はY山双子兄弟のどっちかと初心者に近い新妻と対戦してごちそうしていただいたのですが、今回の女子のペアは明らかに勝ちを意識したペアリングです。
強か!
2-6で乾杯完敗です。
しかも、最後の方でお約束の通り左足の土踏まずがつっちゃいました。
会場について休憩なしの連続3試合。
残念ながらリーグ戦3位ですが、とりあえず嵐のようなリーグ戦終了。
トーナメント戦までちょっとは時間があるはず。
休憩アンドS子さんが作ったお弁当タイムです。
むしゃむしゃ、おいしいです。
「パパどっか遊びに行こうよ!」
試合中ずっと一人だった子供からのリクエストです。
「いや、パパはちょっと足がね・・・」
S子さん「何言うとうと。連れて行ってあげんね」
この日、広大な維新公園で刑務所矯正展と全国陶器市の2つのイベントが行なわれていました。
途中足のあちこちが痙攣して全く歩けなくなりそうになりましたが、携帯していたエアサロンパスを噴霧です。
エアサロンパスを足に吹きかけながら陶器市で陶器を吟味する男。
不気味です。
S子さんへのお土産もゲットして何とかテニスコートに帰着。
この間にトーナメントの抽選があり、S子さんから一番くじを引いたのでとりあえず試合は待機との連絡がある。
よかったぁ。
戻っても全く試合ができる足の状況ではなかったのでS子さんを説得して足をマッサージしてもらいました。
S子さんの職業は看護士なので「こういう時に足をもむのは医学的に間違った処置である」といわれます。
すぐにトーナメント第1試合が入ります。
本日の4試合目です。
すでに修行僧の体力は限界です。
特に痛みのひどい左足をサポーターで固めて試合に臨みます。
「お願いします」
ボスッ!
「すんません」
最初のポイントで修行僧が相手のファーストボレーをポーチにいって相手女子の胸の谷間にマジぶつけちゃいました。
こういう時はミックスダブルス男子心得十訓の通り、さらりと。
足に不安を抱えて修行僧に余裕がないのも事実です。
しかし、ここはS子さんのナイスプレーもあり6-2で勝利。
次の試合で本日の5試合目。
しかも、休憩5分で試合開始です。
うちの娘が変になついている本当のお父さんかもしれない「うるさいHやし君」の知り合いのペアとの対戦です。
後ろの観客席でHやし君が娘と遊んでくれているので試合に集中できるようなできないような。
度重なるエアサロンパスの噴霧により腰から下の感覚が飛んでいるので足のつりようもありませんが力も入りません。
(Hやし君が「競馬のリハビリ用のよく効く軟膏があるけど試してみます?」ってあんたいったい?)
しかし、修行僧が卒業した高校の校訓は「しまれ、がんばれ、ねばれ、おしきれ」です。
(どんな校訓!(笑))
よし!がんばれ!
ふぅ、6-1で勝利。
優勝するためには、まだ2試合しなければなりません。
シンジラレマセ~ン。
本日6試合目となる準決勝開始です。
相手の男子も完全に足にきています。
修行僧はその男子をロブやドロップで走らせてTKO勝ちを狙ってしまいましたが、そんなゲームプランはやはり邪道ですね。
2-6で力負けです。
残念ながら3位には表彰はありません。
しかし、修行僧に次の7試合目を戦う体力は完全になしです。
正直なところほっとした感じ。
荷物を片付けて帰ろうとした修行僧ペアに「うるさいHやし君」が「表彰式は?」って。
「6試合目で負けちゃいましたからベスト4で表彰はなしです」
「いやいや、さっきのは決勝戦ですよ。トーナメントの最初がbyeだったので6試合なのでしょ。」
え~~~!!!!
今のが決勝戦~!
決勝戦ならば違った戦い方もあったような。
いやいや、負けは負け。
言い訳は止めよう。
最近の山口市の大会では珍しく靴下の賞品もあり、エントリー代は回収。
賞状が何故か2枚。
そうか他人ペアは2枚要りますよね。
修行僧ペアも離婚の時は必要です(笑)。
S子さん、試合の途中でいろいろ言いましたが、ありがとうごさいました。
修行僧は勇者になれましたか?
またよろしくお願いします。
山口オレンジテニスクラブから修行僧・S子夫婦が出場しましたので、その結果について報告しときます。
この大会は不思議なリドローにより山口市の精鋭40ペアが勢揃いした盛大な大会となりました。
最初は4ペアによる総当りリーグ戦で、その結果により1位・2位・3位・4位トーナメントで競い、各優勝・準優勝が表彰されます。
したがって、最低4試合、優勝するためには7試合を戦わなければなりません。
しかも、最近山口市の大会はセミアドの試合が多いのですが、このミックスに限って普通のジュースの試合です。
ミックスでの7試合はありえません!
男子にとってはまさに真の勇者を決める大会と言えるでしょう(笑)。
最近3試合で足がつってしまう修行僧にはチョモランマ登山に近いものがあります(笑)。
大会要項によると最初は1と4の対戦となっています(修行僧ペアは2)。
最初は待機と思ってS子さんはピクニックチェアに座って家から持ってきたチーズ乗せトーストで優雅な朝の朝食を取ろうと思っていたようですが、1ブロック2面使用のため9時30分からすぐに第1試合が入ります。
相手はY口K立大学の学生ペア。
男子は今年の山口市シングルスB級の覇者と事前の調査で分かっている強豪ペアです。
女子も高校でバリバリしていた感じ。
試合の前にS子さんがちょっと不安そうです。
「ヘタこいた!昨日ワインを全部飲んじゃって、今日の分があらへん」
しかし、昨日しゃぶしゃぶ食べ放題でパワー全快の修行僧の活躍もあり、6-4でなんとか競り勝ち。
(彼らは4位グループでの優勝となりました)
「いきなり試合が入るとは思ってなかったけど、とりあえず1勝。休憩しとこ。」
甘かったです。
大会本部に試合結果を報告に行くと「同じコートで続けてお願いします」。
「え~、続けてかよ!」
休憩時間0で次のY大の同好会ペアと対戦。
男子は身長190cm位ありそうなダルビッシュ君です。
これは強敵だなと思って対戦してたら、女子の方がもっとうまいペアでした。
1-0,2-0,2-1,3-1,3-2,3-3,3-4,4-4と一進一退でしたが、結局4-6で競り負け。
4-4でトリプルのゲームポイントを落としたのが痛かったです。
内容的には負けちゃいけない試合でしたが、勝った方が強いんです。負けた方が弱いんです。
「負けちゃったけど、とりあえず2試合。やっと休める」
会場に着いて一度も座っていません。
山口市の大会でこの進行の早さはちょっとあり得ません。
本部「修行僧さん、次も続けてお願いしま~す」
だぁからぁ!、会場に着いて一度も座っていないですけど(涙)。
リーグ戦最後は第1シードのY山双子兄弟のどっちかペア(本当に区別がつかない)です。
一昨年はY山双子兄弟のどっちかと初心者に近い新妻と対戦してごちそうしていただいたのですが、今回の女子のペアは明らかに勝ちを意識したペアリングです。
強か!
2-6で乾杯完敗です。
しかも、最後の方でお約束の通り左足の土踏まずがつっちゃいました。
会場について休憩なしの連続3試合。
残念ながらリーグ戦3位ですが、とりあえず嵐のようなリーグ戦終了。
トーナメント戦までちょっとは時間があるはず。
休憩アンドS子さんが作ったお弁当タイムです。
むしゃむしゃ、おいしいです。
「パパどっか遊びに行こうよ!」
試合中ずっと一人だった子供からのリクエストです。
「いや、パパはちょっと足がね・・・」
S子さん「何言うとうと。連れて行ってあげんね」
この日、広大な維新公園で刑務所矯正展と全国陶器市の2つのイベントが行なわれていました。
途中足のあちこちが痙攣して全く歩けなくなりそうになりましたが、携帯していたエアサロンパスを噴霧です。
エアサロンパスを足に吹きかけながら陶器市で陶器を吟味する男。
不気味です。
S子さんへのお土産もゲットして何とかテニスコートに帰着。
この間にトーナメントの抽選があり、S子さんから一番くじを引いたのでとりあえず試合は待機との連絡がある。
よかったぁ。
戻っても全く試合ができる足の状況ではなかったのでS子さんを説得して足をマッサージしてもらいました。
S子さんの職業は看護士なので「こういう時に足をもむのは医学的に間違った処置である」といわれます。
すぐにトーナメント第1試合が入ります。
本日の4試合目です。
すでに修行僧の体力は限界です。
特に痛みのひどい左足をサポーターで固めて試合に臨みます。
「お願いします」
ボスッ!
「すんません」
最初のポイントで修行僧が相手のファーストボレーをポーチにいって相手女子の胸の谷間にマジぶつけちゃいました。
こういう時はミックスダブルス男子心得十訓の通り、さらりと。
足に不安を抱えて修行僧に余裕がないのも事実です。
しかし、ここはS子さんのナイスプレーもあり6-2で勝利。
次の試合で本日の5試合目。
しかも、休憩5分で試合開始です。
うちの娘が変になついている本当のお父さんかもしれない「うるさいHやし君」の知り合いのペアとの対戦です。
後ろの観客席でHやし君が娘と遊んでくれているので試合に集中できるようなできないような。
度重なるエアサロンパスの噴霧により腰から下の感覚が飛んでいるので足のつりようもありませんが力も入りません。
(Hやし君が「競馬のリハビリ用のよく効く軟膏があるけど試してみます?」ってあんたいったい?)
しかし、修行僧が卒業した高校の校訓は「しまれ、がんばれ、ねばれ、おしきれ」です。
(どんな校訓!(笑))
よし!がんばれ!
ふぅ、6-1で勝利。
優勝するためには、まだ2試合しなければなりません。
シンジラレマセ~ン。
本日6試合目となる準決勝開始です。
相手の男子も完全に足にきています。
修行僧はその男子をロブやドロップで走らせてTKO勝ちを狙ってしまいましたが、そんなゲームプランはやはり邪道ですね。
2-6で力負けです。
残念ながら3位には表彰はありません。
しかし、修行僧に次の7試合目を戦う体力は完全になしです。
正直なところほっとした感じ。
荷物を片付けて帰ろうとした修行僧ペアに「うるさいHやし君」が「表彰式は?」って。
「6試合目で負けちゃいましたからベスト4で表彰はなしです」
「いやいや、さっきのは決勝戦ですよ。トーナメントの最初がbyeだったので6試合なのでしょ。」
え~~~!!!!
今のが決勝戦~!
決勝戦ならば違った戦い方もあったような。
いやいや、負けは負け。
言い訳は止めよう。
最近の山口市の大会では珍しく靴下の賞品もあり、エントリー代は回収。
賞状が何故か2枚。
そうか他人ペアは2枚要りますよね。
修行僧ペアも離婚の時は必要です(笑)。
S子さん、試合の途中でいろいろ言いましたが、ありがとうごさいました。
修行僧は勇者になれましたか?
またよろしくお願いします。