2012年03月28日
選抜応援キャンプ記2
さて、母校は惜しくも昨年優勝校に3回戦で敗退してしまいました。
室内コートに移動すると女子の野田学園(山口市)が戦っていました。
野田学園さんとは何度か隣のコートで練習が一緒になったことがあります。
横で練習を見ていると指導する田中監督は細かな指示は出さずにずっと黙って選手達の動きを見つめています。
ところが、ある選手が短い球が取れずに滑り込むようにしてこけてしまった時
じっと座っていた田中監督が立ちあがりました。
きっと「それくらい取らんかい!」と怒声が飛ぶかと思ったら
「こけ方がかっこ悪い!もっとかっこよくころばんかい!」
(笑)
他の選手達も大笑いです。
野田学園はこんな雰囲気を持った素敵なチームです。
ちなみに卓球の全日本選手権で優勝したスーパー高校生の吉村選手も野田学園に在籍です。
さて、高校生の女子の試合は中ロブ系のボールで延々とラリーを続けるというイメージを修行僧は持っているのですが、最近は強打の応酬で球質がフラット系なので男子よりもスピード感があります。
それでもやっぱ試合時間が長い(汗)
野田学園応援席で大声で応援していると、選手の父兄が[あれは誰だ」と修行僧を振り返ります。
はい、何度か隣のコートで練習しただけの者です(笑)
応援の甲斐あってシングルス3試合とも3時間を超える試合を制して4-1で準々決勝進出です!
母校の大分舞鶴は相手の「絶対勝つ」という気迫に負けた感じでしたが、野田学園は逆に「勝たなければならない」というプレシャーの相手と違ってノビノビとプレーできたのが勝因のような気がします。
う~ん、テニスのメンタルは難しい。
さて、日が落ちないうちにキャンプ場に戻らなければなりません。
寒いです。
今年最後の寒波が襲来。
とっても寒いので夕食はおでんです。
ダッチオーブンで作ることにあんまり意味はありません(笑)
ふ~ふ~しながらおでんを食べて体が暖まったところで就寝です。
応援疲れで熟睡。
のはずが、3時頃に目が覚めました。
寒い(涙)
寒波到来の上、このキャンプ場は標高400メートル(汗)
キャンプ場からはこんな風景。
確実に氷点下(涙)
頭の中に「凍死」という二文字がよぎりました。
<「選抜応援キャンプ記3」に続く>
最後までレポート楽しみに待ってます。
修行僧さんの極寒キャンプ真っ最中に
平家の落人とくまもんを追いかけて椎葉村、五家荘なる秘境をさまよってました。
宮崎、熊本は南国だと思っていたのに、
山頂は降ったばかりの雪化粧(笑)
久々にレアな旅行をしてしまいました・・・。
「五木の子守唄」の辺ですね。
確かにあの辺はまだ九州の秘境っす(笑)
お互いに無事に帰ってきてよかったですね。