2011年04月19日
時計は狂う
3.11以降、今まで当然のことが当然じゃなくなったことが沢山あるようです。
たとえば、その一つが正確無比を誇る電波時計。
日本には電波時計用の電波発信基地が二つあって西日本には九州佐賀、そして東日本には福島(汗)
そして震災によって福島基地は停波してしまいました。
なので佐賀局からの電波の届かない電波時計は自動修正ができず時刻が狂っているそうです(汗)
修行僧も一度は家中の時計を電波時計にしました。
でも、そのことになんだか違和感を感じた修行僧が今メインに使っている腕時計は逆輸入の自動巻きセイコー。
通称「オレンジモンスター」
「逆輸入」なんて何だかカッコイイ響きですが、要するに最低でも年差数秒を誇る電池式のクォーツが主流の日本では自動巻きみたいなローテクは必要とされていないということ。
修行僧の「オレモン」も購入当初は週に数秒狂ってました。
でも、週に一度時刻合わせしなければならない時計が逆にかわいくてかわいくて。
が、最近はあまり狂わなくなったようです。
「エージング」っていうのでしょうか。
「シンクロ化」っていうのでしょうか(笑)
それとも、数秒の狂いを神経質に気にしなくなったからでしょうか?
これからは「物」に対する考え方を変えなくてはならないような気がします。
なんて。