2007年09月25日
アガシの息子はトップになれるのか?
スポーツ界で二世選手が活躍している。
ちょっと古いが大相撲の若貴兄弟、体操の塚原・遠藤選手、ハンマー投げの室伏兄妹、レスリングの山本聖子KID姉弟と浜口京子、重量挙げの三宅宏美選手。
ただ、共通して言えるのはいずれも競技人口の少ないスポーツだということである。
そういえば、日本で競技人口の多い野球やサッカーに二世選手は少ない。いても野村カツノリくらいで長嶋ジュニアのようにトップ選手になれなくて終わる場合が多いようだ。
ひねた見方をすれば、競技人口の少ないスポーツでは、幼少から第一人者の親の英才教育を受け、本人の素質と努力があればトップになれる確率が高く、競技人口が多い競技ではそれだけではトップになれない生存競争の厳しさがあるということなのだろう。
そういえば、テニスのトップにも二世選手はいない。ジュニア時代には有名選手やクラブ経営者の子息が活躍するが、それだけではトップにはなれないようだ。
でも、彼らの子供達は絶対に例外だとテニスファンの全員が確信している。アガシとグラフの子供達は将来絶対にテニス界にデビューして大活躍すると。
そんなCMがこれである。
政治の世界で二世議員が多いのは、政治の競技人口が少ないからなのでしょうね。